特殊寝台 みやび なごみ

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サイドレール等についての注意事項

サイドレール等についての注意事項

■サイドレール等の使用目的

 サイドレールは、ベッドで寝ている人の転落や寝具の落下を予防するための製品です。また介助バーはベッドから自力で起き上がることを助けるための製品で、サイドレールと同様にベッドに取り付けて使用します。
介助バーは、ベッド上での起きあがりやベッドからのたちあがりなどの動作を補助するための製品です。これらの製品は、介護を受ける方々の安全の確保やQOL(生活の質)の向上に役立っています。

サイドレールは高いものを!

●サイドレールの高さが低いと、サイドレールを 乗り越えて転落する恐れがあります。
●サイドレールは、介護を受ける方が側臥位の寝 姿勢をとったとき、身体の中心線(鼻とへそを結ぶ線)よりも上端が高いものを選びましょう。
褥瘡予防マットレスは、厚みがありますので注意しましよう。

・すき開かあります
 これらの製品は、用途によリ形状や構造が異なるため、いろいろなすき間があります。また、こうした製品内部のすき間ばかりでなく、ベッド本体との組み合わせによっても同様のすき間か生じます。このようなすき間により、介護を受ける方々の視野が確保されるとともに、閉塞感が軽減されます。
 

すき間にご注意

●介護を受ける方々の心身の状態や利用環境により、これらのすき間に身体の一部がはさまれたり圧迫される可能性があり、身体の傷害や生命にかかわる事故につながるおそれがありますので、十分にこ注意ください。

●ベッド上で予測できない行動をとると思われる方や、自力で危険な状態から回避することができないと思われる方につきましては、これのすき間に身体の一部(特に頭や首)がはさまれないよう十分にご注意ください。

はさまれ・圧迫に注意してください。(図は一例です)

●身体の一部(特に頭や首)がすき間に入ると抜けなくなり、傷害や生命にかかわるけがをするおそれがあります。
●身体の一部(特に頭や首)がすき間に入った状態でベッドを操作すると挟まれて身体の傷害や生命にかかわるけがをするおそれがあります。
●身体の一部(特に頭や首)がベッドサイドレールや介助バーにあたリ圧迫されると身体の傷害や生命にかかわるけがをするおそれがあります。

ワンポイントアドバイス

●介護を受ける方の病状や症状に応じて、上図のすき間をクッション材や毛布で埋めるようにしましょう。
●サイドレール間のすき間を埋めるための製品を取り扱っているメーカーもあります。
●ベッドと異なるメーカーのサイドレールを使用した場合、上図のすき間が大きくなる可能性があります。